
ヒルドイドの代用に市販の「ヒルマイルドローション」と「ヒルマイルドクリーム」を子供と使ってみた
さて。
今年も冬がやってきました。
保湿に安定して効果を感じるヒルドイドをはじめとした「ヘパリン類似物質」ですが、次々にさまざまな商品が発売されているようです。
最近、ハンドクリームを買おうとドラッグストアで物色していたところ、チューブタイプのヘパリン類似物質、「ヒルマイルド クリーム」なる商品を見つけました。
ハンドクリームと比べるとちょっと値段が高かったのですが、容量も多いのでせっかくだし、ローションタイプと併せて購入してみました。
ローションタイプは全身用に、3歳の子どもと一緒に使っています。
クリームのほうは「ヘパリン類似物質」関連の商品ではラインナップが少なめの固めのクリームで、ハンドクリームとして今まで使用したものの中で一番最強でした。
使用感やほかの商品との比較を書いてみます。
このブログは一定期間使用してみた個人(40代女性、3歳1ヶ月男子)の感想です。
誰もに当てはまる訳ではございませんので、必ず医療機関を受診してください。
この記事の内容は3歳の子どもと40代のわたしがピアソンHPローションを使用してみて ある程度ヒルドイドローションの代替として使用することができた という感想です。
以前、ヘパソフトローションも購入し試してみました。その使用感はこちらです。
目次
- ヘパリン類似物質「ヒルマイルド ローション」と「ヒルマイルド クリーム」
- ヒルドイドほかヘパリン類似物質含有商品との成分比較
- 「ヒルマイルド ローション」の使用感を比較しました
- 「ヒルマイルドクリーム」の使用感も比較しました
- テクスチャーの固さ順に並べてみると・・・
- お風呂上がりに子どもと使ってみました
ヘパリン類似物質「ヒルマイルド ローション」と「ヒルマイルド クリーム」
今回購入してみたのがこちらです。
わたしは近所のドラッグストアで購入しましたが、amazonでも販売されているようです。
※2020年11月時点でマケプレ(アマゾン マーケットプレイス。Amazon.co.jpが販売しているのではなく、業者がAmazonに出品している販売形態。送料・返品条件など業者によって異なるため注意が必要。)からの出品しかないようです。ご購入の際はご注意ください。
ヒルマイルドローション
成分・分量
100g中
成分名:ヘパリン類似物質 0.3g含有
添加物:セトステアリルアルコール、白色ワセリン、グリセリン、2,2’,2″-ニトリロトリエタノール、軽質流動パラフィン、スクワラン、ステアリン酸ポリオキシル40、モノステアリン酸グリセリン、カルボキシビニルポリマー、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル
ヒルマイルドクリーム
成分・分量
100g中
成分名:ヘパリン類似物質 0.3g含有
添加物:サラシミツロウ、セレシン、白色ワセリン、エデト酸ナトリウム水和物、ジブチルヒドロキシトルエン、グリセリン、軽質流動パラフィン、スクワラン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル
ヒルドイドほかヘパリン類似物質含有商品との成分比較
「ヒルドイドローション」との成分比較してみます。
以前ヘパリン類似物質含有商品の成分比較した際、ヒルドイドとの一致数が多かった「ヘパソフト」も参考までに最後に付け加えました。
※ただしヘパソフトはヘパリン類似物質の含有量を明記していない「医薬部外品」です
商品名 | 区分 | 有効成分 | 添加物 | 完全一致数 |
ヒルドイドローション0.3% | ヘパリン類似物質 3.0mg(1g中) | グリセリン、白色ワセリン、スクワラン、セタノール、還元ラノリン、セトマクロゴール1000、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン | – | |
ヒルマイルドクリーム | 第2類医薬品 | ヘパリン類似物質 3.0mg(1g中) | サラシミツロウ、セレシン、白色ワセリン、エデト酸ナトリウム水和物、ジブチルヒドロキシトルエン、グリセリン、軽質流動パラフィン、スクワラン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル | 2 |
ヒルマイルドローション | 第2類医薬品 | ヘパリン類似物質 3.0mg(1g中) | セトステアリルアルコール、白色ワセリン、グリセリン、2,2’,2″-ニトリロトリエタノール、軽質流動パラフィン、スクワラン、ステアリン酸ポリオキシル40、モノステアリン酸グリセリン、カルボキシビニルポリマー、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル | 6 |
ヘパソフト 薬用 顔の乾燥改善 オールインワン ローション | 医薬部外品 | ヘパリン類似物質(含有量不明)、グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン | 白色ワセリン、濃グリセリン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、スクワラン、セリン、水添大豆リン脂質、フィトステロール、キサンタンガム、セタノール、無水クエン酸、クエン酸Na、パラベン | 4 |
添加物の含有量までは不明ですが「ヒルマイルドローション」の一致数が6と、この中ではとても多いようです。
「ヒルマイルド ローション」の使用感を比較しました
実際につけてみた感じも比較してみます。

左が「ヒルマイルドローション」右が「ヘパソフト」です。
「ヒルマイルドローション」は「ヒルドイドローション」とかなり近い、「水分量多めの乳液タイプ」といった印象です。
「ヘパソフト」のほうは「ヒルドイドローション」「ヒルマイルドローション」と比較するともったりとしていて、やや「クリーム状に近い乳液」といった印象です。
ちなみに私が購入した中でもっとも水っぽかった「ヘパリン類似物質」配合の商品「ピアソンHPローション」も一緒に比較してみました。
画像上の透明な雫が「ピアソンHPローション」です。
同じ「ローション」と言っても商品によってかなり質感が違うことがわかると思います。
少しすり込んでみます。
さらにすり込んでみます。
もっともサラっとしているのが「ピアソンHPローション」、
次が「ヒルマイルドローション」、
一番ドロッとしているのが「ヘパソフト オールインワンローション」です。
中間の「ヒルマイルドローション」、かなり肌馴染みがよく、擦り込むと角質に浸透している感触があります。
「ヒルマイルドクリーム」の使用感も比較しました
上記でもっともドロッとしている「ヘパソフト」と「ヒルマイルドクリーム」を比較してみました。
もう手に乗せた時点でまったく違ったテクスチャーです。
「ヘパソフト」は比較した中では粘度が高いとはいえ、あくまでも乳液タイプ。
一方「ヒルマイルドクリーム」はクリームタイプです。
「ヘパソフト」は手を傾けると流れますが、「ヒルマイルドクリーム」流れません。全力で振ったら落ちるかも知れないような固さです。
少しすり込んでみました。
さらにすり込んでみます。
「ヒルマイルドクリーム」、固めのテクスチャーのわりにかなり肌馴染みいいです!
テクスチャーの固さ順に並べてみると・・・
現在手元にあった「ヘパリン類似物質」配合商品を右から固い順に並べてみました。

一番左だけ泡状スプレー、ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%「日本臓器」です。
「ピアソンHPローション」は、ほぼ化粧水程度の水っぽいテクスチャー、
「ヒルマイルドローション」から「ヘパソフト」までが乳液状、
「ヒルマイルドクリーム」のみ、クリーム状(固めの軟膏レベル)、です。
本家「ヒルドイドローション」に一番近いテクスチャーが「ヒルマイルドローション」でした。
泡状+化粧水〜乳液状は全身に使いやすいですが、クリーム状タイプは手やかかとなど部分使用のほうが塗布しやすそうです。
お風呂上がりに子どもと使ってみました
「ヒルマイルドローション」「ヒルマイルドクリーム」ともに外箱裏に「赤ちゃんにも!」と表記があります。
3歳の子どもも脚と腕の乾燥があったので「ヒルマイルドローション」を一緒に使ってみました。
うちの子はベタベタするものがあまり好きではないのですが、匂いもテクスチャーも大丈夫そうで、自分でヌリヌリしていました。
わたし自身も乾燥でかゆみが出ていた脚に使用しました。
試しに手の甲に塗布したときに感じたのと同様、かなり肌馴染みがよく広い面積に塗りやすいです。
また翌日朝もしっとりしていました!
「ヒルマイルドクリーム」のほうはやはり固めでしたので、全身用ではなくハンドクリームとして使用することにしました。
パッケージが大きめなので持ち歩きには適しませんが、保湿力は高いので朝晩使用しています。
乾燥がキツい冬にはどちらも使い勝手のよいアイテムだと感じました。
ちなみにわたしは近所のドラッグストアが特売していたものを購入しました。
2020年11月17日現在のAmazon(マケプレ)価格が、下記ですので100円弱ほど安かったです。
ヒルマイルドローション ¥1,860(送料無料)
ヒルマイルドクリーム ¥1,880(送料無料)
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