キッズ時計
子育て

キッズ時計に思うこと

キッズ時計、という子どもの撮影会サービスを行なっている会社があるのをご存知でしょうか

 

https://www.kids-tokei.com/index.html

 

うちの子どもも1歳になった頃から5回ほど撮影に参加しました。
単なる親バカ商売に見えるかも知れませんが、低月齢の育児中に思わぬよい効果がありましたので少し書いてみます。

 

 

キッズ時計とは?

「オーディション」とはいうものの、撮影会参加への合格率は高そう(私の実感)で、公園だったり都心のスタジオだったり色々なところで撮影会が行われているようです。

うちも生後10ヶ月くらいになり、つかまり立ちをしハイハイをし出した(ハイハイのほうが後でした)頃、外出先に困って「何かないかな、、」と思っていた頃に見つけたのでした。

親でもない親戚でもない大人に接してもらえるのもいい刺激になるかもしれない、と思い、最近撮った画像をアップロード、応募ボタンをポチしてみたのでした。

 

はじめての撮影会

実際はじめて参加したのは11ヶ月の頃、雑誌とのコラボ企画の撮影会です。

いざ行ってみると、これがもうカメラマンさんのテンションがすごくて、いつもスタジオアリスで号泣しまくる子どもが終始ニコニコ、私もニコニコ、親子ともども存分に楽しませていただきました。

 

写真の公開

撮影会参加は無料(スタジオはいくらか取られたり、入場が有料の公園はその入場料がかかります)で、何ヶ月後かにwebで公開になる画像(低解像度)は無料でダウンロードできます。

この何ヶ月後、というのがミソで、撮影会のことなんか忘れてしまった頃にメールで「参加された撮影会の画像が明日から公開です」との旨がメールで届き、深夜、指定の公開時間をリロードを繰り返しながら待っていると現れる数ヶ月前のわが子の姿

 

すごい、、すごい笑顔だ、、、

 

という驚きとともに

 

「よく成長したな」

 

という思いと

 

「今、この頃よりずっと成長してるじゃん!」

 

という思い、

 

その両方を感じることができるのです。

これ私にとってはけっこうなご褒美になっています。

 

親にとってのご褒美

育児ってがんばってもがんばっても「みんなやってる普通のこと」でしかなかったり、成果が感じられなかったり、成果どころかむしろ後退してるとすら感じたりします。

私自身は常に目標を設定し、それに向かって脇目をふりたくないタイプで、時間を成果につぎ込めないことやものごとが計画通り進まないことが結構なストレスになってしまうのです。

ましてや体力のほぼ全てを子どもとの時間にとられ、家事も仕事も人付き合いもなにもかもが疎かになると自分が社会から抹殺されていくような気分にすらなるのでした。

 

「育児の成果」とは?

そもそも「育児の成果」って何かな、と考えると、子どもが大人になり爺ちゃんになったとき「ああ満足な人生じゃはっはっは」と思ったとしたらその「ああ満足な人生じゃはっはっは」という「気分」こそが成果なんじゃないかなと思ったりします。

気分て!

 

そんなん目に見えないし!

 

私きっと死んでるし!

 

と、成果を感じることってすんごく難しいことなんじゃないかと思うわけです。

 

そこでもっと短いスパンで考え、親自身が感じられる「満足」な「気分」を短期的な成果だとするなら、それは目の前の子どもの成長を知り、識ることなのではないでしょうか。

 

観察したり言葉に聞いて感じることのできる成長(犬を指差してワンワンって言った!とか)や身体測定的なものももちろんですが、他人からの目線で撮影されたわが子の姿=事実はなかなかに揺るぎないもので、これはまさしく親が子と関わり成長してきた時間の「成果」であり、忘れた頃にやってくる「頑張ったね〜」というねぎらいを含んだ「ご褒美」なのです。

誰にも助けを求められずどんなにやりたくてもできない家事を夫に罵られ(これは夫だって疲れて帰ってきているのだから仕方ない)、体力も気力も常に限界、という毎日に少し気持ちを持ち直させてくれるものなのでした。

 

「キッズ時計」という商売

ちなみに撮影データは1万5千円ほどで購入することもできます。

「オーディションとか合格とか言って体のいい商売じゃん」と夫は言っていましたし現にそういう面もありますが、私にとっては素晴らしい商売です。

1歳のお誕生日にスタジオアリスに行けず、代わりにと一度だけデータ購入したことがあるのですが、撮影データの全て(私が購入したものは40点強)がきれいにレタッチ済みでした。

多少写真に関わったことのある身としては結構なお手間なのではないかと正直びっくりでした。

企画に合った服装など考えるのも名前を書いたボードを作るのも、スタジオでスーツを着て七五三や家族写真を撮るのとはまた違った楽しみととらえることもできるでしょう。

今まで5回ほど参加させていただきましたが、歩行が安定してきて公園など外出先の範囲が広がったので次の撮影をもって少しお休みしますが、また思い立ったときご縁があったなら参加したいと思います。

 

オーディション的な側面もあるけれど・・・

撮影会に行くと、がっつりタレント目指してまっす!みたいなお兄ちゃんお姉ちゃんもいらっしゃるので「キッズ時計」に対する認識や期待しているものは人それぞれだと思いますが、私にとっては日常をやさしく立て直してくれる「ご褒美」です。

キッズ時計の写真
ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

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