【タンク式食洗機比較】SKジャパンSDW-J5L-W Jaimeから東芝DWS-22Aに買い替えた感想
わが家の食洗機「エスケイジャパン Jaime SDW-J5L-W」がE3エラーを連発、とうとう故障してしまいました。
検討に検討を重ねた結果、今回は修理ではなく「東芝 TOSHIBA DWS-22A」を購入することにしました。
正直、比較検討に時間かけすぎて夫婦ともに疲労困憊・・・
というくらい考え抜いて購入した「東芝 TOSHIBA DWS-22A」。
さっそく使ってみましたのでレポします。
2021年11月追記:
今年の5月に購入しこのブログを書きましたが不具合がありサポートセンターへ問合せをいたしました。状況を見に東芝のスタッフさんが来てくださったり等々ご対応に尽力いただきましたが結局返品という形になってしまいました。そのためこのブログは使用初期の状況と捉えていただけますようお願い申し上げます。他社製品を購入するかは現在検討中です。
この記事の内容は2021年5月にわたし個人が購入・使用した際の感想です。家族構成や使用食器、住居スペースや使用条件により使用感や利点・欠点は違います。把握していない機能や誤解している仕様もあるかもしれません。また今後、商品のお取り扱いや仕様等が変更になる可能性もあります。最新の情報については各公式サイトをご参照ください。東芝 TOSHIBA DWS-22Aはこちら(2021年5月現在商品ページが存在しないため、東芝オンラインストアの該当ページへリンクしています)、SKジャパンSDW-J5L-Wはこちらです。
目次
- わが家の食洗機初導入は「SKジャパンSDW-J5L-W」でした
- 仕様・口コミ・ブログを参考に食洗機比較検討
- 「東芝 TOSHIBA DWS-22A」届きました!
- 開梱〜シンク横にセッティング
- 食器を入れてみる
- 使ってみる1:標準コース
- 使ってみる2:スピーディコース
- 使ってみる3:除菌コース
- 特によかった点1:大きめサイズのものも入る
- よかった点2:かなりきれいに洗える
- 洗剤についての注意点
- SKジャパンJaimeとの比較
- 東芝食洗機 DWS-22A E4エラーの復旧方法
わが家の食洗機初導入は「SKジャパンSDW-J5L-W」でした
わが家がはじめて食洗機を導入したのは約2年前の2019年。
賃貸住みのため、当時唯一、工事不要のタンク式を出していたSKジャパンの「エスケイジャパン 食器洗い乾燥機 Jaime タンク式 ホワイト SDW-J5L-W」を購入しました。
最初は
貧乏家庭に食洗機なんて贅沢だよ・・・
と否定的だったわたしですが、夫から強く勧められ購入に至りました。
それが今では
これないと生きていけない・・・
なんなら産後すぐから欲しかった!
というくらい、欠かせないものになっています。
冬の手荒れと家事の負担を格段に軽減してくれるアイテム、それが食洗機です。
仕様・口コミ・ブログを参考に食洗機比較検討
そんな食洗機が壊れたのは、わが家には一大事でした。
ちなみに「SKジャパン Jaime SDW-J5L-W」は4万円程度で購入、2年間使用しました。
これには満足しています。
ほかの口コミを読んでいると「すぐに壊れる」等の書き込みが散見され、わが家のも確か使用数ヶ月で動かなくなりましたが、メーカー連絡で交換ブレードを送っていただき自力で交換(超簡単)、以降は壊れた瞬間まで順調に使えていました。
賃貸ですので現状復帰が基本です。
タンク式と水道栓を自力でアレンジして使える機種を検討しました。
候補に上がったのは以下の3点。
アイリスオーヤマ PZSH-5T-W
検討時Amazon価格:¥34,980
アイリスプラザ 楽天市場店
東芝 TOSHIBA DWS-22A
検討時Amazon価格:¥44,424
激安家電販売 PCあきんど楽市店
パナソニック プチ食洗 NP-TCM4-W
検討時Amazon価格:¥35,000
ヤマダ電機 楽天市場店
前者2つがタンク式、パナソニックは水道に分岐器を付けて使用するタイプです。
アイリスオーヤマ | 東芝 | パナソニック | |
形式 | タンク式 (工事不要) | タンク式 (工事不要) | 分岐設置 (軽微な工事要) |
大きさ | 大きめ 幅約42×奥行約44.5×高さ約43.5 | やや大きめ 幅420×奥行435×高さ435mm | 小さめ 幅470×奥行300×高さ460mm |
価格 | 安め | 普通 | 安め |
除菌 | あり | あり | なし |
発売年 | 2021 | 2020 | 2017 |
信頼性 | ○ | ○ | ◎ |
アマゾン星数 | 4.0 (5件) | 4.5 (2件) | 4.0 (130件) |
夫が「水道の分岐設置は自力でできるらしい」と言い出しパナソニックも検討しました。
水道栓から流しの中も開け、外の止水栓まで確認し、自力で工事も現状復帰も可能というところまで確認しましたが、いかんせん容量が小さい。
同じパナソニックの大きいサイズはこちら。
長く使えるらしいからコスパはいいし、ほんとはこっちがいいんだけどなぁ・・・ちょっと大きすぎる。
そっか、価格が7万円でも8年使えれば一年1万円弱になるってことだね。
シンク横に板を置いたら置けなくはないかもしれないけど、振動があるものだから置く場所よりも大きいのはダメじゃない?
わたしは怖いな・・・
そうだよね・・・
持ち家で大きなキッチンがあるとかなら、パナのNP-TA4-Wが一番いいかもしれないけどねぇ。
ということで、パナソニックは諦めました。
アイリスオーヤマはわたしは安価である程度信頼できるブランドと思っていましたが、いろいろな意見があるようですね・・・安さではアイリスオーヤマが一番です。
東芝はOEM商品であることがわかり、少し迷うところもありましたが「東芝 TOSHIBA DWS-22A」に決定しました。
決め手はこちら。
- OEMとはいえ「東芝」
- やっぱりタンク式
- 水が入れやすそう
- 除菌モードよさそう
- 設置場所にぴったりのサイズ
- 見た目がかっこいい
- 上からも水が出るのでSKジャパンから少しグレードアップ感もある
メーカー保証は1年ありますが、プラスして5年保証をつけ楽天で購入しました。
メーカー保証は1年ありますが、延長保証がつけられる&口コミ(レビュー)がついていた「PCあきんど楽市店」(楽天)さんで購入しました。
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プラス税込み2000円で、メーカー保証+4年間=5年間の保証をつけました。
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Amazon.co.jpでも販売されていました。
ですが、わたしが購入した時点ではマケプレのみの取り扱い(Amazon.co.jpが販売・発送の商品がなかった)で延長保証をつけている業者さんが見当たらなかったので、先述の楽天ショップで購入することにしました。
「東芝食洗機 TOSHIBA DWS-22A」届きました!
さて。
数日後、届きました!
大きいです・・・!
なんかSKジャパンのときより大きい気がする・・・
玄関入るかな・・・
開梱〜シンク横にセッティング
普通に玄関から入りました。
さっそく開梱します。
シンク横に置いてみました。
やはりSKジャパンより大きく、後ろに置いていた菜箸やスパチュラが多少取り出しづらそうです。
庫内に排水ホース、乾燥剤、輸送時のための緩衝材が入っていました。
取り出して排水ホースとアースを取り付け、コンセントを差し込めば設置完了です。
早い!
食洗機に食器を入れてみる
早速使ってみようと内部に食器類を入れていきました。
庫内の高さは十分で、SKジャパンのときはお箸が斜めにしか入らなかったのが、垂直に入れることができます。
少し困ったなと思ったのが、お箸やスプーンなどの小物を入れるカゴがSKジャパンと比較し小さい(細めの形状で狭い)ことです。
立てて入れられるのと細い形状で倒れにくいのはかなりいいけど、あまり量は入らないね・・・
そこでSKジャパンの食洗機に付属していた、カゴを設置してみると・・・
できました!
固定するためのフックが3箇所あるうちの1箇所しか留められませんでしたが、一応固定することができました。
使ってみる1:標準コース
まずは標準コースで洗ってみます。
音の大きさはSKジャパンと同程度か、やや静音設計になっているような印象がありました。
時間は長いですが、そのうち最後の75分間は乾燥時間のようです。
乾燥途中で運転停止、開けてみました。
キレイに洗えているようです。
手触りもキュッキュしていて気持ちいい!
使ってみる2:スピーディコース
次にスピーディーコースで洗ってみました。
十分に洗えました!
標準コースのときと同様、乾燥途中で停止して開けたのですが、スピーディの場合と比較して低温のためか、庫内がかなりびしょ濡れでした。
しばらくドアを開けて乾燥させよう・・・
スピーディコースの場合、洗うときの温度もあまり上げないようなので、乾燥途中で開ける際は使用後に内部を乾燥させるよう注意が必要そうです。
使ってみる3:除菌コース
次に除菌コースです。
子どもがまだリッチェルのマグでミルクを飲んでいるので、こちらを洗ってみます。
カゴが付属していないので、またSKジャパンの食洗機の小物カゴを置いてみました。
少しキツい箇所もありますがなんとかハマり転用できました!
試しにミルクのカスやお皿の汚れがついたまま食洗機に入れて「除菌コース」で洗浄してみます。
洗い上がりです。
底に溜まったミルクのカスもお皿の汚れもキレイに除去できています。
そして。
今回は「End」が出るところまで、乾燥時間をかけてみました。
カゴを出してみると・・・
うーん、それでも水滴は残るのか。。
やはり乾燥を最後まで行っても多少の水分は残るようです。
壁面にはほとんど水滴はありませんが、天地には水滴が複数残っていました。
続けて使用しない場合は、ドアを開けて乾燥させておくようにしています。
特によかった点1:大きめサイズのものも入る
ほかに使用したことがあるのがSKジャパンのみですので、それとの比較でしかないのですが、もっともよかった点は「中が少し広くなったことで入れられるものが多くなった」ことです。
まず、SKジャパンには入らなかったわが家のまな板が入りました!
ザルも、四角い大きめのお皿も・・・
オーブントースターの天板も・・・
グリルも分解すると・・・
SKジャパンで半ば無理矢理に入れていたあれこれが、ゆとりを持って入れられました。
食洗機可能の取っ手が取り外せるタイプのフライパンももともと持っていたのですが、けっこう場所をとるためほかの食器が入れられず、結局食洗機では洗わないことが多くなっていました。
東芝に変えてからは比較的余裕を持って入れられるようになったので、ほとんど食洗機で洗っています。
よかった点2:かなりきれいに洗える
次は「キレイに洗える」ことです。
仕様としてはSKジャパンを大いに参考にしている、と思われる点がかなり多いのこの東芝製品。
大きく違っていたのが「上からも水が出る」という点です。
使い始めは洗い上がりにそこまで違いを感じなかった(SKジャパンもよかった!)のです。
しかしSKジャパンを使用していたとき、たまに上側部分(食洗機内に置いたとき上側になる部分)に汚れが残っているときがあることをふと思い出しました。
東芝は上部に汚れが残っていることがほぼない!
と気づきました。
実はSKジャパンとの違い、大きくはその2点くらいです。
また細かくは後ほどまとめておきます。
洗剤についての注意点
使用していくうちに、洗剤の使い方について気づいた点がありましたのでメモしておきます。
「東芝 DWS-22A」には洗剤を入れておける窪みがドア部分にあります。
ところが、粉タイプの洗剤をこの窪みに入れて洗うと洗い上がったあと、洗剤が庫内ドア下に残っているということが頻発しました。
SKジャパンのときはドアのガラス部分に入れておく仕様でいたので、同様にしてみましたがそれでも少し溶け残っていました。
これは粉の場合、庫内底左側のグレーの部分(金属の網になっていない箇所)に入れておくことで解決しました。
液体の洗剤なら所定の箇所に入れて洗っても大丈夫でした。
SKジャパン食洗機Jaimeとの比較
以前使用していた「SKジャパンJaime」と今回導入した「東芝 DWS-22A」との違いを細かく見ていきます。
あくまでもSKジャパンとの比較であること、またわが家での使用を条件に比較したメリットとデメリットです。
SKジャパンJaime | 東芝 DWS-22A | |
庫内の広さ | 3人家族で十分 | 3人家族でかなり十分 |
庫内の高さ | お箸が斜めになる | お箸が立てて入れられる |
上部の水流 | なし | あり |
庫内のライト | なし | あり |
水の入れやすさ | 普通 | 入れやすい |
タンク取り外し | 可 | 不可 |
排気口の位置 | 本体上 | 本体向かって右 |
外寸 | 普通 | やや大きめ |
小物洗いカゴ | あり | なし |
お箸立て | あり | あり(小さい) |
「タンクの取り外し」については、SKジャパン使用の2年間、ほとんど使わなかった機能ですのでうちの場合デメリットでもないと考えました。
排気口の位置はどちらでもいいですが、横にあると一時的に何かものを置いたりできますね・・・ほんとは置かないほうがいいとは思いますが。
うちでは注水口の受け皿をおきっぱなしにしていることが多いです。。
考えてみるとタンク式がまったく存在しない頃に、現在の東芝とあまり遜色のない製品を出したSKジャパンはかなりすごいと思います。
今回「東芝 DWS-22A」を使用してみて、比較してみるとよくなっている点は多いものの「設計上のSKジャパン製品を下敷きをしたのではないだろうか」と思われる点をとても多く感じました。
SKジャパンの食器洗い乾燥機 SDW-J5Lのオフィシャルページを拝見すると、まだ特許未登録なのでしょうか、「特許出願中 意匠登録番号1608599号」と明記されています。
2年間お世話になったSKジャパン製品にも満足でした!
そして今回の「東芝 DWS-22A」にも今のところ満足しています!
家電についてはヨドバシカメラ実店舗とヨドバシ.comが信頼できると感じていて、そのどちらかで購入することの多かったわが家。
今回検討していた際にネットで検索してみると「東芝 DWS-22A」がヨドバシ.comでは取り扱いがなかったため、実はとても不安でした。
とりあえず、よく働いてくれていてホッとしています。
また気がついたことがありましたら追記します。
東芝食洗機 DWS-22A E4エラーの復旧方法
購入から2週間、問題なく使えていましたが昨日「E4エラー」が出て、挙動がおかしくなりました。
「ブィーーーーーーーーン」
今まで聞いたことのない派手めな音を出しています。
「切/入」ボタンを長押ししても、すぐにまた
「ブィーーーーーーーーン」
今まで聞いたことのない派手めな音を出し始めます。
本体上部に貼ってある説明を見ると・・・
表示部に下表のような表示が出た場合は故障です。ご使用をやめ、電源プラグを抜いて修理を依頼してください。
[E4] 水位異常 水位センサーの異常、水もれ
とあります。
こ、ここ、、故障・・・!
サポートセンターへの電話番号の記載があったので、とりあえずそちらに電話してみました。
サポートセンターへ電話すると、自力でかなり簡単に対処・復旧できました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
東芝 DWS-22A E4エラーの対処方法
- 「切/入」ボタンを長押し(再起動)
- それでもダメだった場合、コンセントを抜く
- 本体を右へ30度傾ける
- 戻して、今度は左へ30度傾ける
- 元に戻す
- コンセントを入れる
- 「切/入」ボタンを押す
- 復旧!
- 試運転
- OKなら使用再開
うちの場合、上記で無事復旧しましたが、同じE4エラーでも同様の方法が有効かはわかりませんので、対応時間内であればサポートセンターへお電話してみることをお勧めします。
▼今回の詳しい状況はこちらです▼
ちょっと気になったのが、SKジャパンJaimeはタンク部分が透明でどのくらいの量入っているのか一目で確認できたのですが、東芝 DWS-22Aはタンク部分が本体の中なので見えなくなっています。
こういうエラーが出たときに、素人にはどういう状態なのか把握しづらいな・・・
と少し思いました。
ともかく東芝エルイートレーディングサポートセンターは365日 朝9時から夜20時まで、とても助かりました。