キッズスペース ボーネルンド
ひとりごと,  子育て

久しぶりのキッズスペース

すっかりご無沙汰してしまいました。

1月にアルバイトを始め、4月に保育園入園、子は毎月病気もらってきて入院、フリーランス稼業もそれなりに案件あり、やらなんやらでログインする余裕もなく怒涛のような日々、泥のように寝落ちしていました。。

 

キッズスペースにて

子はもう2歳、週7日どこでハイハイさせようかどこで歩行練習させようかという悩みもなくなり、公園だろうがおもちゃ屋だろうがマンションの階段だろうがどこでも遊びまくり、いわゆるキッズスペースの利用も落ち着いてきたところです。

そんななか、先日出かけたついでに某市と某百貨店と某おもちゃショップが共同運営している無料のキッズスペースに行きました。

ハイハイからあんよ期に通いつめた思い出の場所です。

赤ちゃんのころ、スペース内を走り回るお兄ちゃんお姉ちゃんたちに子がぶつからないかびびりまくっていた私は、今や走り回る子を必死でとっ捕まえる側になっていました。

木製レールやらキッチンやらで1時間ほど遊んだあと子が駐車場と車のおもちゃを見つけそれで遊ぼうと近付きました。
 

おもちゃ取られる事件

車の一つを手に取ると5歳くらいの男の子が走ってきて子の手から車をぶん取り駐車場のおもちゃの前に立ちふさがり押しのけました。

乱暴な子もいるので「あまり関わりたくない」と思った私は「このおもちゃはお兄ちゃんが遊ぶんだって〜他のおもちゃで遊ぼう?」と子に声をかけて一旦その場を離れました。

が、しばらくするとまたその男の子は他の場所で遊び始め、子はまた駐車場と車のおもちゃで遊ぼうと近づきます。

するとまた男の子が駆け寄ってきて押しのける。
 

母、会話を試みる

私は「今ほかのおもちゃで遊んでいたよね?ちょっと貸してもらえないかな?」と声をかけてみました。

男の子は「〇〇ちゃんのおもちゃだから!」と頑なです。

私はちょっとただならぬものを感じて「え?これってここのおもちゃじゃないの?みんなで遊ぶおもちゃだよね?」と切り返してみました。

男の子は「持ってきたんだもんみんなのじゃないもん」と表情を変えません。

そしてまた車を手に取ろうとした子を腕で押しのけ立ちはだかりました。

子どもだけでは入れないシステムのスペースなのですが親が現れる気配はありません。
 

イヤイヤ期を存分に発揮する息子

危険を感じて、子に「ほかのおもちゃで遊ぼう」と声をかけますが、駐車場おもちゃは以前も遊んだことのあるものです。

納得しない様子でイヤイヤ期の爆発的な声を態度を発揮「ピギャーーーーっ!」とフロア中に響き渡る声で泣き出し床に転がり何メートルもゴロゴロと移動し始めました。

そうだよね、納得しないよね、私もだよ、と思い「もう一回だけ貸してくれるか聞いてみようか。それでダメなら帰ろうね」と言って再度駐車場のおもちゃに向かいました。
 

家族が登場

さっきの「ピギャーーー!」効果かそこには男の子のお母さんが登場、状況を把握して男の子を説得してくれるのですが「みんなのじゃないもん〇〇ちゃんに持ってきたんだもん」とさらに頑なです。

ふとうしろを見るとつかまり立ちし始めたばかりの0歳児ちゃんがそこにいました。

「〇〇ちゃん」は弟さんのことだったのです。

そして〇〇ちゃんはさっき子とキッチンで遊んでいたとき寄ってきたので一緒に遊んだ子でした。

そのときもまわりを見回しましたが親はおらず、探して寄ってくるような大人もいませんでした。
 

なんとなくみんなで遊ぶ

結局男の子はお母さんの説得に応じて駐車場といくつかあった車のおもちゃのうちの一つを子に譲ってくれることになり、子は夢中で遊びはじめました。

男の子もお母さんの前で車のおもちゃで遊びはじめました。

その横で〇〇ちゃんは一生懸命につかまり立ちの練習です。

男の子はブロックで自作した車を入れる箱をお母さんに見せますが、お母さんは「お母さんのお友だちも一緒に来ているから」と言ってその場を離れてしまいました。

子は夢中で遊び、途中また寄ってきた〇〇ちゃんとも一緒に遊びました。

お母さんはきれいな方でテキパキしていそうなキャラでしたが男の子の会話もうつろな様子でアラフォーの私より年上に見えました。

私はそこでやっと全てが一気に氷解しました。
 

子どもも大変、大人だって大変

閉館15分前に子と約束している片付けを始め、男の子に「ありがとう、これみんな片付けていいかな?」と聞くと「駐車場はいらない車は置いておいて」とまた表情を変えずに答えてくれました。

ほかのお母さんと立ち話中のお母さんにも「先ほどはありがとうございました」と声をかけて帰りました。

弟がかわいくて、でも弟が生まれていつでも「弟思いのお兄ちゃん」でいなくちゃお母さんに好かれないと思い込んでいる男の子がどうか確かな愛情を感じていますように。

〇〇ちゃんがまわりのみんなに可愛がられてすくすくと育ちますように。

お母さんの気持ちが少しでも楽になりますように。
 

息子の成長

うちも大変だけどみんな大変だな…と思うとともに、「納得できねぇ!」と「ピギャーーーっ!」と騒げる子は保育園でもよく見てもらっているんだろう、と安心させてくれました。

保育士さんには感謝してもしてもしきれないです。。

これから子もいくつもの「納得できねぇ!」に遭遇すると思うけれどその都度じっくり考えてときには感情を伝えて関わる誰かと一緒に解決できる術を身につけ成長の機会にしていけますように。

不惑40目の前の私ですら難しくて全然できてないんですけどね。

いろいろ切なくなった帰り道でした。

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

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