
2歳児のおもちゃに鍵盤ハーモニカ買ってみた
うちの息子2歳半は100均のおもちゃのラッパが好きで「プープー」とよく吹いていました。
ところがそのおもちゃのラッパはピストンが付いていて押せるにも関わらず、押しても音が変わらず、息子は声を出して歌いながら吹くようになっていました。
それはそれで楽しそうでしたがちょっとかわいそうにもなり、代わりになるような物を探してみました。
海外のおもちゃのラッパや教育楽器、本物の楽器まで検討し悩んだ末に購入したのは「鍵盤ハーモニカ」でした。
目次
- おもちゃのラッパか子ども用の楽器か
- おもちゃも子ども用の楽器も様々
- ピアニカは商品名だった!鍵盤ハーモニカも様々
- スズキの鍵盤ハーモニカ「メロディオン」が届いた
- 2歳児、鍵盤ハーモニカを演奏してみる
- 鍵盤ハーモニカを買ってみた感想
- 幼児にもおすすめできる!
- 幼児に遊ばせるときの注意点は?
- しいて反省点をあげるなら・・・
おもちゃのラッパか子ども用の楽器か
「子ども用 楽器 ラッパ」などで検索してみるとたくさんの商品が出てきます。
アンパンマンやらヨーロッパのちょっとお高めなおもちゃ、教育楽器や本物の楽器まで、値段も種類もバラバラです。
私はこんなに幅を広げて迷ってしましました(沼)
おもちゃ系
アンパンマン
うちのこ天才 トランペット
こちらは百均のおもちゃと違い、ピストンを押すことで音程が変わるようです。
しかしうちの息子はあまりアンパンマンが好きではなく、すぐに飽きてしまいそうにも思えます。
子ども用教育楽器
ヤマハ YAMAHA
ピアニカ 25鍵 P-25F
ヤマハの鍵盤ハーモニカです。
本体の黄色がかわいく25鍵なら小さくて2歳児にもよさそうです。
しかしおもちゃとして買うにはちょっと高価かな、と思わなくもないのが正直なところです。
本物の楽器系
トランペット サクラ楽器オリジナル
初心者入門セット/GD
「ブーブー」と唇を震わせて遊ぶのが大好きな息子。つばも飛ぶしちょっと嫌だなぁと思っていたわたしは以前ヤマハの練習用のマウスピースを買っていたのでした。
すぐに鳴らすことができた息子。
もういっそのこと本物のトランペットという手もあり??
おもちゃも子ども用の楽器も様々
検討範囲を広げすぎてしまい何が何だかわからなくなってきました。。
うちの子どもは楽器が好きとはいえ、それ以上にボール遊びやジャンプしたり逆立ちしたり、運動のほうが大好きです。
ダンスや球技、体操などは習わせてもいいかと考えていますが音楽教室に通わせる予定は今のところありません。
ですので「テキトーなおもちゃでいいか」とも考えましたが、逆に「今後絶対音感がつくチャンスはほぼない」と思うと「音程はしっかりしたもののほうがいい」と思うに至りました。
また、おもちゃレベルではありますがキーボードがうちにあり「ぴやのひく!」と言ってめちゃくちゃに弾いたり、内蔵されているリズムを鳴らし踊ったり、鍵盤にトミカを走らせたり(これはちがう)、鍵盤には親しんでいたこともあり「鍵盤ハーモニカ」にしようと考えました。
ピアニカは商品名だった!鍵盤ハーモニカも様々
鍵盤ハーモニカだけに絞ったものの、それだけでもたくさんありました。。
まず鍵盤ハーモニカの主流は大きく2つ、32鍵の小学生の教材用とヤマハの25鍵スズキの27鍵などのやや小さめの鍵盤の少ないタイプの2つが主流のようで、多くは32鍵のようです。
わたし自身の小学生のころを思い出すと、「鍵盤ハーモニカってけっこう重かったな」という印象があります。
2歳児にとっては重いに決まってる・・・と思い、鍵盤の少ないタイプで検討してみました。
この2つを比較してみることにしました。音域、本体の重さ、色の種類、価格をそれぞれの公式サイトで調べてみました。
音域は、ヤマハ P-25Fは33〜57の2オクターブ、
スズキ MX-27は33〜59の2オクターブ+2、
音域はほぼ同じ、スズキのほうが2鍵多いです。
重さは、ヤマハは530g、スズキは「軽量」とうたっているとおり470gの軽さです。
そして見た目。
ひと目見てかわいいと思ったイエローのヤマハ、可もなく不可もなく、グリーンのスズキ。どちらも色に選択肢はなく一色のみのようです。
まとめてみるとこんな感じです。
ヤマハ ピアニカ 25鍵 P-25F | スズキ メロディオン 27鍵 MX-27 | |
音域 | 33〜57(2オクターブ) | 33〜59(2オクターブ+2) |
本体の重さ | 530g | 470g |
色 | 黄色のみ | 緑のみ |
税込価格 | ¥5,500 | ¥5,500 |
Amazon価格 (2020年4月) | ¥3,982 | ¥3,845 |
比較すると音域が広いにも関わらずより軽い、Amazonレビューで「保育園指定」というワードが目立ったスズキ メロディオン 27鍵 MX-27にしてみることにしました。
スズキの鍵盤ハーモニカ「メロディオン」が届いた
Amazonで注文したスズキのメロディオンが届きました。

専用のハードケースが付属しています。
開けると楽器本体と立奏唄口(短いうた口)と卓奏唄口(ホースのうた口)が入っています。
それぞれ所定の位置に固定されるので、ケースを閉じると中で動いて壊れたりもしなそうです。

色のかわいさは期待していなかったのですが、本体は濃いめのミントグリーンで思ったよりもずっとかわいかったです。
一方ケースは薄緑色でアラフォーの私が小学生のころ使っていたのと変わらないような懐かしい色味でしたが・・・これもご愛嬌です。
当の子どもはケースを見つけたとたん「これはなんだろう??」と言いながら興味津々の様子でした。
メーカーのWebサイトには特に対象年齢の記載はありませんでした。
さっそく試しに触らせてみました。
2歳児、鍵盤ハーモニカを演奏してみる
ケースを開けると、すぐに楽器だとわかったようで鍵盤を押し始めました。
ホースの唄口をつけて渡すと、こちらも吹き込み口だとわかったようで自然と吹き始めました。
「吹く」と鍵盤を「押す」とを同時にすることに一瞬戸惑っていたようですが、ものの数分で「吹きながら鍵盤を押す」ことをマスターしました。
2度目からはケースを開けると、自分で唄口を付けて吹いていました。
鍵盤ハーモニカを買ってみた感想
おもちゃのラッパで遊んでいるときと比較すると下記のような違いがあります。
- 鍵盤を押すことで音程が変わるのがおもしろい
- 音域の広さがおもしろい
- 和音が出るのがおもしろい
- グリッサンドがおもしろい
親としては下記の点がかなりよかったと思います。
- 音色がきれい
- 音程が安定している
- 吹く強さで音が裏返ってしまわない
吹いてすぐにきれいな大きい音が出て本人もニコニコしてこちらを見ていました。
また、現時点で息子が聞いたり歌ったりしている童謡や歌はほぼ全てが西洋音階に準拠して作られた曲です。今の本人にとっては音程よりも面白い音が出ることのほうがより重要かもしれませんが、音程が安定しているのはそんなに悪いことでもないと思います。
おもちゃのラッパで「吹く強さで音が裏返る」というのは本人は楽しかったかもしれないので、単純に比べられないかもしれません。金管楽器や木管楽器でも吹く強さで倍音を出す楽器が多いですし・・・
とはいえ安定していれば曲を演奏する楽しみも増すことでしょう。
幼児にもおすすめできる!
迷いに迷った挙句「鍵盤ハーモニカ」にして本当によかったです!!
さすが楽器メーカーが作った教育機関で使われる楽器なだけあり、本体の品質もいいです。
何よりよかったのは音程の確かさ。
もちろん吹き方によってブレはありますが、それはどんな吹奏楽器も同じことです。
うちの子どもは音楽教室に通わせる予定はありませんが、音感はあって便利なことはあっても困ることはあまりありません。
鍵盤の配置と音の高低の関係、吹く強さと音の強弱の関係など、楽しみながら学習できているように感じます。
今後もし本人が興味を持つようでしたら、ドレミの音名やよく歌っている歌なども教えてみようかと思います。
幼児に遊ばせるときの注意点は?
一点気になった注意点は、唄口部分の構造です。
今のところホース付きの唄口を使わせていますが、吹き口全体をくわえて吹いてしまいがちです。
ホースは曲がる必要があるため柔らかめの素材でできていて、ホースと吹き口の接続部分を噛み切ってしまう可能性も想像できます。
吹き口を飲み込んでしまうようなことは多くはないとは思いますが、月齢が低い赤ちゃんや子どもに与えるときは見守りは必須、注意が必要です。
また、立奏用の短い唄口を使用する際は、転倒にも十分に注意する必要があります。
しいて反省点をあげるなら・・・
今のところ開いたケースに本体を入れたままホースで吹いて遊んでいます。
息の量が必要そうな低い音域も問題なく軽々と大きな音が出せています。
立って吹いて転んでも危ないので今後もしばらくは手持ちでは吹かせないつもりですので、もしかしたら軽さにはこだわらず32鍵でもよかったのかも?と少し思いました。
買ってみた商品(27鍵)はこちらです↓
同じメーカー、スズキの32鍵バージョンはこちらです↓
ヤマハの32鍵バージョンはこちらです↓
ヤマハは32鍵はピンクとブルーの2色あるようです。
小学校でも使うかも、と思うとやっぱり32鍵でもよかったのかなぁ・・・
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