【ミシンも針と糸も不要】「いないいないばあっ!」のモウフーを手作りしてみた
夜、なかなか寝ないうちの息子(2歳)。
テンションマックスで部屋中を走り回り、両親にもダンスを強要、壁に体当たり、母によじ登ってはジャンプで降りようとしたり(うっかり死ぬってば)、先にふとんに入れば腹の上に乗りまた連続ジャンプ(うっかり母死ぬってば)。
そんな息子にわずかながら効果があったのがEテレの「いないいないばあっ!」に出てくる「だいじょうぶんぶん」という歌です。
今回は、その歌の「うーたん」を寝かしつける「モウフー」が歌う箇所がふとんへ連行に効果があったので、タオルとフェルトでモウフーを作ってみました。
目次
「だいじょうぶんぶん」3番の歌詞
3番の歌詞に出てくるのが、眠いのに寝たくない「うーたん」を「モウフー」がたしなめて「おててをつないでお話ししよう」とベッドに誘う歌です。
暴れている息子に
パジャマにお着替えしたくないんだね♪
ねんねをするのは嫌だったんだね〜〜♪
と歌いながらパジャマを着させ、暴れるのを取り押さえながら
でもお目めがトローン
あくびがフアーン
ねむそうだーよ〜〜〜♪
と歌うと
「だいじょうぶだいじょぶだいじょうぶー!」
「だいじょうぶんぶんだいじょうぶー!」
と一緒に歌ってうまく行けばそのままふとんに!
ただ機嫌が悪い場合、
「うーたん見たい!モウフーテレビで見たいーー!!」
とさらに暴れ出す場合も・・・
もうDVD買ってしまうか・・・
と思いつつも、そもそもEテレ嫌いな息子。
一曲気に入ったからといって買っていいものだろうかと疑問に思っていました。
とりあえず母の歌でも若干の効果があるなら、「モウフー」のハンドパペットが欲しい!
と思ったものの、NHKの通販サイトでもメルカリでも売り切れ・・・
欲しかったのはこちら▼
ということで、モウフー作ってみました。
「モウフー」を作る材料と道具
材料はスーパーと百均で揃えました。
材料
- バスタオル(ピンク)
- 洗えるフェルト(大きめ濃いピンク)
- 洗えるフェルト(黄色)
- 洗えるフェルト(ピンク)
- 洗えるフェルト(ベージュ)
- 洗えるフェルト(黒)
以上です。
ハンドパペットは難しそう(針や糸が必要そう)な気がしたので、ベースはバスタオルで一緒に寝られる小さなタオルケット的なものを作ることにしました。
洗えるフェルトはセリアだけで揃わず(たまたま在庫切れだっただけだと思います)ダイソーにも行きモノトーンのセットを購入しました。
大きいフェルトが必要な箇所は帽子部分(濃いピンク)だけでOKです。
写真のバカでかい黄色は60×60cmありますが、実際使う部分は10×10cmでも余るくらいです・・・
道具
- ハサミ
- チャコペン
- 「裁ほう上手」(布用接着剤)
以上です。
「裁ほう上手」はコニシボンドが出している布用の強力接着剤です。
ハサミは帽子部分など大きい部分は裁ちばさみの方が切りやすいですが、目の部分など細かい細工には普通のハサミや工作用のハサミの方が切りやすく、表情をコントロールしやすいです。
手作り「モウフー」の作り方
わが家でやってみた(雑な)作り方をご紹介します。
バスタオルを折る
まず本体のバスタオル部分をざっくり成形します。
用意したタオルはこちら。
サイズ60×120cm、価格は500円程度のバスタオルをスーパーで購入しました。
一緒に寝たいので肌触りのよさそうなコットン100%を選び、事前に一度洗濯しておきました。
帽子部分を作る
次は帽子部分を作ります。
まず帽子本体のフェルトを切ります
帽子の形を作ります
余分な部分を切り取ります
アイロンをかけます
しっかりと接着するためアイロンがけをします。
タオルと接着します
帽子ができたら、先ほど折ったタオルの鋭角部分に被せて被り口がぴったり合うように接着します。
モウフーの目を作る
表情を決める「目」の部分を作っていきます。
白目部分から作ります
まぶたを作ります
次は黒目を作ります
目のまわりとまぶたのフチを作ります
顔の他のパーツを作る
次に、鼻、口、ほっぺをそれぞれ切り抜きます。
帽子についている星の模様を作る
できあがり!
完成品の全体像がこちらです。
作るときのポイント
作るときに気をつけておきたいポイントは、まず
いちいちアイロンがけをおこたらない!
というだけのような気がします。
「裁ほう上手」は貼ってすぐは、動きやすくすぐにズレたりヨレたりします。
ですので、
白目と黒目が貼れたらアイロン、
白目と目のまわりが貼れたらアイロン、
目とまぶたは別々に作ってアイロン、
目とまぶたを貼り合わせたらアイロン、、、、
と、その都度『いい感じに貼れたら、アイロンがけ』を繰り返します。
この「裁ほう上手」のズレやすい、接着に時間がかかる、という特性、
実は工作にはもってこいです!!
モウフーの場合、ちょっとまぶたの傾きが違うだけで表情が変わってきます。
こういったとき、仮に置いてみて位置を決めて貼り合わせたけど、ちょっとイメージと違っちゃった!というときなど、
貼り付けたあとアイロンがけをする前で、時間もあまり経っていなければ、動かして調整することができます!
もう一つ。
接着剤は、接着部分からはみ出したり、違うところにつけたりしないようにする
これは不器用なわたしには結構難しいことなのですが、接着力も粘度も強いこの「裁ほう上手」、一度付着してしまうと拭き取ることが困難です。
そのまま乾いてしまうと表面が白濁した感じになってしまいます。
このくらいでしょうか。
果たして暴れん坊2歳児の反応は?
さて。
「モウフー作る〜〜!」
と言っていた息子ですが、母勝手に夜なべで作っちゃいました。
見せると
「あれ?モウフー一緒に作るんじゃなかったの??」
という感じで若干不満そうでしたが、一緒に寝てくれました!!!!
「モウフー」を見せて歌うと、すんなりお布団に!というほどの効果はありませんが、嫌がってもないです。
というわけで、今のところ寝かしつけ効果は「ややあり」レベルでしょうか。
ただいま2歳10ヶ月の息子、なぜかイヤイヤ期が再々到来しています。
夜は寝てくれーーーーー!
毎度毎度の超雑な工作でしたが、ご参考になればさいわいです。