【英語教育】2歳児、半年ほど自宅でフォニックスをやってみた感想
コロナで自粛期間中の2020年春、増えたおうち時間にテキトーにはじめてみたフォニックス。
現在約半年後、続いているのか。
結論から言うと続いてます!!
しかもはじめた頃よりずっと楽しそうに自分から取り組んで(遊んで)います。
とはいえ、おうち遊びの一つとしてテキトーにやっている感じで「フォニックス遊び」レベル、いえ「フォニックス(もどき)」「フォニックス(まがい)」というべきかもしれません。
親二人ともまったく英語が喋れないわが家。
この半年間に何をやったか、どんな感じなのかレポートしてみます。
▼こちらは半年前、始めてすぐのことです▼
▼こちらは始めてから約1年後、飽きてまた再燃しました(笑)▼
目次
- 参考にした書籍『世界で活躍する子の<英語力>の育て方』
- やったこと1 アルファベットチャート
- やったこと2 お歌かけ流し
- やったこと3 好きなアニメなどを英語で見てみる
- やったこと4 無料アプリ
- やったこと5 アルファベットマグネット
- フォニックス、これらをやっておきたこと
- 日本語はというと・・・
参考にした書籍『世界で活躍する子の<英語力>の育て方』
参考にした書籍は前回フォニックス導入について書いたときにもご紹介しましたこちらです。
こちらの書籍をときどき拾い読みしつつ、2歳のときに始めて現在3歳3ヶ月、期間でいうと約7ヶ月ほどです。
この本は「原則、子どもとは日本語で接してください。」としており、親が英語がまったくできなくても楽しみながら習得できる方法が書かれている、とわたしは感じました。
英語が完璧な親御さんやバイリンガルな方には不要かもしれませんが、もしうちのように両親とも英語がダメという環境でしたら、参考になると思います。
以下、書き連ねておりますことも、実践できているのはこの書籍の内容のほんの一部、しかも書かれているとおりにできていないことのほうが多いため、「実践してみた感想」としても不備だらけなことをどうかご承知おきください。
やったこと1 アルファベットチャート
まず、書籍に紹介があった著者のWebサイトからダウンロードしたアルファベットチャートをリビングの壁に貼りました。
しかしこれは一緒に読んでもあまり興味をもってくれませんでした。。
書籍にフォニックス読みの一覧の見開きページがあるのでそれをコピーし、同じくリビングの壁に貼りました。
主にわたし自身が、目についたときに「えーせいずあ、あ、あ、あんと!」などと、AからZまで順に読んでいます。
こちらは最初だけ「なんかおもしろそうな言葉を発しておるぞ・・・」といった感じで、真似してゲラゲラ笑っていましたが、いつの間にか飽きてしまったようです。
現在も毎日一度は音読するようにしていますが、真似してくれるのは、極たまに、という感じです。
毎日読んでいるとはいえ元々わたしは喋れないし発音は怪しいし・・・なんだか自信を持ってやれていません。
やったこと2 お歌かけ流し
赤ちゃん期からEテレコンテンツもアンパンマンも童謡コンテンツも大嫌いだったうちの子。
でもなんか子ども向きな歌とか聞かせないと、保育園とか行き始めたら困るかも・・・
と思い、Youtubeで行き着いたのが『Cocomelon』や『Super Simple Song』、『セサミストリート』などでした。
特に『Cocomelon』は大好きで、毎日見ていました。
『Cocomelon』のよいところは、一曲ずつの動画もあるのですがいくつかの歌がまとまった30分強の動画もたくさんあることです。
思いがけず知らない歌に出会え、好きになるものもあります。
こちらなど、もともと「Head, Shoulders, Knees and Toes」という遊びうたをやろうと思って見ていたのですがその後に出てくる「Hot Cross Buns」が気に入り、実際にHot Cross Bunsを作ったほどの気に入りようでした。
Hot Cross Bunsを作ったときのブログはこちらです。
書籍では、「音だけ、気づかれないくらいの音量で流す」ということが書かれていたので、CDでもかけたりしていましたが、知っている曲は小さい音でも聞き逃しません。
聞こえた途端に一緒に歌っていました。
この点では時すでに遅し、機を逃しました。
まぁ仕方ないよね・・・
ということで、相変わらず『Cocomelon』や『Super Simple Song』を観ています。
やったこと3 好きなアニメなどを英語で見てみる
こちらは『パウ・パトロール』や『きかんしゃトーマス』など既に好きなものを録画し、副音声で流してみました。
そのほかに好きなのはやはり『ペッパピッグ』でした。
わたし自身も最初は
なにこの雑な絵。
と思っていたのですが、いつの間にやら
ペッパおもしろい
ジョージ超かわいい〜〜!
と夢中になっているので不思議なものです。
Youtubeには日本語バージョンもありますが、英語バージョンのほうがたくさんのストーリーが見られます。
トマトのこと「とまぁとぉ」と言っていてなんでだろ、と思って調べたところ、『ペッパピッグ』は(特に強い)イギリス英語なのだそうで。
トーマスも「Ready, Steady, Go」など、イギリスらしい言い回しが出てきますがトーマスの英語ともちょっと違う感じもします。
ちなみに日本語バージョンもしゃべり始めの年頃にはかなり面白いようです。
ペッパとジョージの声優さんも「子どもなのかな?」と思うようなやや舌ったらずなかわいらしい発声で、2歳児には親しみがわくようです。
うちの子どもが好きなエピソードは「バレエのレッスン」です。
やったこと4 無料アプリ
Starfall.comの無料アプリ、2つをダウンロードしました。
これが現在もっぱらのお気に入りです。
外出先での泣き止ませ2大アプリだった「最強のりものヒーローズ」のアプリ、「トーマスチャンネル」のアプリをすっかり抑えて、今や一番やりたがるアプリとなりました。
ただスクリーンタイムにも注意が必要で、声を出して言ったり読んだりせず画面だけに熱中するようになったら声をかけて他のことをさせるようにしています。
年間35ドルで有料会員になると、もっとたくさんのコンテンツで遊べるようになります。
しかしゲーム的要素の増えそうなので中毒にならないようかなり慎重に注意が必要な気がする・・・
とは思うのですが、こんなに気に入っているなら、と結局有料会員になりました。。
これについては、現在3日目ですがかなり満足しているので、また折を見て書きます。
最初このことがわからず「支払ったのに有料コンテンツが見られない!なんで!?涙」とすごく悩みました・・・
やったこと5 アルファベットマグネット
アルファベットの大文字と小文字・英数字がセットになったマグネットをクローゼットの扉にくっつけておきました。
購入したのはこちらです。
トイザらスのオンラインストアで600円程度で購入しましたが、2021年1月現在廃盤になってしまったようです。
もう1セットおうかと思い購入履歴から検索したら、商品ページがなくなっていました。
残念・・・
見かけるたびに、知っているアルファベットを読んだり、「あーい、イッ、igloo」となどとアプリに出てくる単語を続けて発音して遊んでいます。
まだ並べて単語を作ったりまではしていませんが、3歳3ヶ月現在いつの間にか大文字と小文字も両方認識できるようになっていました。
フォニックス、これらをやっておきたこと
「ビー、ぶっ」「えーっくす、クスー」などアルファベットの名前と音とセットで覚えました。
街で見かけるアルファベットやおもちゃのパッケージなどに書かれたアルファベットを読むようになりました。
「STOP」「Wash」「McDonald’s」「Almond」「DARS」など、ゆっくり読み始めて、「STOP」などはサイトワーズとして覚え、すぐに発音できるようになりました。
「STOP」「Wash」を見よう見まねで読んだのはフォニックス(まがい)を始めて1ヶ月も経ってない頃だと思います。
知らないアニメや歌なども、それが英語で話されているということがわかるようです。
大好きなアニメ(トーマスの映画)も英語で流しても嫌がらず見ていて、あとから出てきた歌を「ジェームス、英語ではなんて歌っていたんだろうね?」と言って真似して歌ったり、「iPhoneで調べて!」と催促したりしています。
正直、英語ができないわたしにはすでに追いつけないレベルです・・・。
よろこばしいような、悲しいような・・・
考えてみればチラシやパッケージなどのデザインにもアルファベットはしょっちゅう出てきますし、それらをスーパーのお菓子棚の前で片っ端から読めるのが楽しいようです。
『McDonald’s』の看板など、日本語で知っている言葉は
「んむクッだなぁどス・・・」
・・・・(しばし沈黙)
「あ、 マクドナルドかぁ・・・」
と、時間をかけて納得したりしています。
日本語はというと・・・
うちの子どもにとってABCの形状は「ひらがな」より単純で覚えやすかったようです。
ひらがなに興味を持ったのはほんのつい最近で、乗り物のお風呂ポスターで少しづつ覚えたり、「最強のりものヒーローズ」のアプリで少し書いたりしています。
今年の書初めのときは毛筆や半紙を用意すると急に
「ひらがな教えて」
「”と”書きたい」
と言い出して一緒に「と」と書きました。
こんな感じでうちの子にとっての「文字」はとっつきやすかったアルファベットが現在先行していますが、今のところ特に困ったことはありません。
保育園も普通の認可保育園で、英語学習もありません。
逆に日本語のことばの遅れで困っている、ということもありません。
無論日常会話は日本語のみ、英語は「遊び」という感じです。
よいのか悪いのかはわかりませんが、正直楽しいです。
英語ができない大人(わたし)にとってもフォニックスがおもしろかったのは、読めるようになることだけでなく「発音を知ることで、英語が聞こえてくるようにもなる」ことです。
正直トーマスを英語で見てもまったく単語すら聞き取れなかったのですが、現在はポツポツと聞き取れるようになってきました。
上手く歌えなかった英語の歌も、不思議とそれらしく歌えるようになります。
なんとなく歌いづらかったのは発音ができなかった(今もできていませんが)からなのか、と納得しました。
親子とも、また変化がありましたら書いてみます。